2024年度 京都大学経済学部同窓会 理事会・総会(10月19日)のご報告
令和6年度 同窓会総会開催報告
令和6(2024)年度同窓会理事会・総会(講演会・懇親会)は2024年10月19日(土)、前年度に続いてホテルグランヴィア京都(京都駅ビル内)にて開催されました。
理事会
正副会長6名、理事18名(代理含む)、監事2名が出席しました。若井克俊理事長(経済学研究科長)のあいさつで始まり、令和5年度事業及び会計報告(田中彰常務理事・副研究科長)、同会計監査報告(原田佑嗣監事、H18)、新役員の選出、令和6年度予算案、規約改正案(以上、田中常務理事)の報告・提案について、いずれも拍手をもって承認されました。続いて若井理事長・田中常務理事より今後の活動方針として財政再建計画の提案があり、熱心な意見交換をへて承認され、総会に附議されることとなりました。
講演会
講演会は原良憲京都大学名誉教授・大阪成蹊大学データサイエンス学部副学部長・教授より、「人口減少・AI活用時代における人的資本経営」と題してなされました。
人口減少時代において、ChatGPTなど生成AIによる技術革新は、経済・社会生活に多大な影響を与えています。AIを上手に活用できれば、人材不足を補い、生産性を向上できますが、持続可能な価値の源泉は人材にあります。このような時代の人的資本経営について解説をいただき、質疑応答も活発になされました。
総会
総会は、6月に逝去された故・辻井昭雄顧問・元会長(S31、享年91歳)への黙祷から始まり、続いて相亰重信会長(S47)が在任の4年間を振り返ってあいさつをされました。その後、相亰議長の進行の下、会計報告、新役員の承認、規約改正、今後の活動方針(報告・趣旨説明はいずれも田中常務理事)の審議が進み、すべての議題が円滑な進行のうちに承認されました。
本総会にて、柄澤康喜会長(東京支部長、S50)、成田勇一郎副会長(北海道支部長、S42)、梅谷幸弘副会長(近畿支部、H3)、と6名の新任理事が新たに選任されております。また、今回の規約改正は現行の運用実態を規約の文言に反映させるものです。
理事会・総会で承認された令和5年度決算、本部役員、規約、今後の活動方針(財政再建計画)については下をご参照ください。
懇親会
集合写真撮影の後、会場を移し、田中常務理事の司会により懇親会が始まりました。原名誉教授と11名の出席教員が紹介され、柄澤新会長による開会あいさつに続き、会場最年長・四方八洲男様(S38)のご発声により乾杯となりました。
中盤では邦楽サークル・京都大学叡風会の皆さんに「六段の調」「千鳥の曲」「地唄・櫻川」「夜叉舞」を演奏いただき、美しい調べを一同堪能しました。
梅谷新副会長(近畿支部長)のスピーチに続いて若井理事長による閉会の辞をもって、盛況のうちにお開きとなりました。
なお参加者全員に記念品として同窓会特製ミニノートをお持ち帰りいただきました。
(田中彰 常務理事、経済学研究科副研究科長・教授)。
zipダウンロードはこちら(集合1)(2.65MB)
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令和6年度理事会・総会承認事項
財政再建計画の要点(2024.10.19 理事会・会員総会承認)
- 同窓会の自立的・長期的持続のため、令和7年度収支均衡を実現する。
- 令和7年度の第28号より会報発行形態を見直し、体裁を簡素化するほか、郵送先を3年以内会費納入者に限定する。
- 事務局の働き方改革を通じた人件費削減、出張手控えによる旅費削減ほか、本部の経費節減を鋭意推進する。支部活動への援助は原則据え置きとする。
- 令和7年度より90歳以上の会費免除を廃止するとともに、広く寄付金を呼びかける。