京都大学経済学部ゼミ会
「東京一一会」実施のご報告(2024年12月22日開催)
故小野一一郎(かずいちろう)先生のゼミの同窓会があり、「一一(いちいち)会」と呼ばれています。小野ゼミは、1960年の開始以来、1962年の第1回卒業生から最終の第28回(1989年卒)まで、239名在籍していました(現在は逝去者が24名となり、215名の在籍となっています)。1989年に小野先生が退官されたのを機に、一一会が発足し、京大退官記念(1989年)と先生古希のお祝い(1995年)の会が同窓生全員を対象として開催されました。先生は、残念ながら1996年に71歳でご逝去されましたが、その後も偲ぶ会や奥様の米寿のお祝いの会等で8回開催されています。先生と奥様をお慕いする強い気持ちがゼミ生が集まる求心力となっています。その分科会としての東京一一会は、関東地方のメンバーを中心に2014年に発足し、今回で4回目の開催となります。
さて今回は、学士会館が老朽化による再開発のため2030年まで閉館されるのを機に、久しぶりに集まることとなりました(コロナ以降初です)。師走にも関わらず、1回から28回まで39名の出席となりました。先ずは大阪から特別参加の全体幹事である吉村昭道さん(5回)による小野ゼミの歴史や現況そして先生の叔父の詩人小野十三郎さんに関するご報告等がありました。メンバーの近況報告では、初期の方々から現役世代の方々まで多くの人が話され、やはり小野先生の人柄に関わるエピソードが随所で語られました(「働き過ぎたらあかんで~」の口癖も)。また18回の垣内威彦さん(現・三菱商事会長)や20回の櫻野泰則さん(現・熊谷組会長)からは、最近のリアルな日本経済の状況や見通し等に関してのお話もありました。格式あるホールでの記念撮影をはさみ、3時間に及ぶ盛会となりました。参加者から差し入れ(日本酒「福寿」とお菓子「熊谷グミ」)もいただき、和やかな会は名残惜しく終了しました。
2019年度浅沼ゼミ(萬里会)のご報告
写真はこちらより
開催日:2019年10月6日
参加者:9名